女性を応援し、産業社会を支えるストッキング
更新日: 2026年3月13日
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中野産業は、パンティストッキングを中心にレッグウェアの開発・製造・販売やアパレル向けOEM生産を手がける。履き心地に加え、機能性やデザイン性を追求した独自商品が広く支持されている。また、これらの製造技術や設備を応用することで、工業用ろ過機やストレーナパイプ向け産業用フィルター資材も製造・販売する。伸縮性と細かな目を持つストッキング素材は、医療・自動車・食品衛生など高機能性が求められる分野に適しており、同社事業の第2の柱へと成長している。
最大の強みは、編立から染色、縫製、仕上げまでの全工程を自社内で行う一貫生産体制。最新のコンピュータ制御編機や縫製ロボットも導入し、かつ全工程で徹底した品質チェックを抜かりなく行っている。このような徹底した品質管理のもと、多様なニーズに柔軟かつ迅速に対応している。
また、ストッキング製造で培った、高品質を支える伸縮性や微細な編み込み技術は、工業用フィルターの製造に応用・展開している。同社の産業用フィルターは、経済性と環境配慮、簡便性、多用途性、カスタマイズ性を兼ね備えており、品質要求レベルが高い医療や自動車、食品衛生などの分野で採用が広がっている。
特許を取得した「袋状フィルター」をはじめ、長年の開発経験と技術革新への挑戦を組み合わせることで新たな価値創造を続けている。
レッグウェア製造では、その商品開発力と企画力も同社の持ち味の1つ。履き心地へのこだわりはもちろん、天然素材を使用したり抗菌や静電気防止、プリント加工を施したりするなど、機能性やデザイン性を備える独自製品を世に送り出している。
また、「毎日身につけるものだからこそ、妥協のない品質を届けたい」という思いを込めた、自社ファクトリーブランド「RONMON(ロンモン)」を展開。オンラインによるBtoC事業も運営している。
産業用フィルターの事業には、同社の技術の粋が結集されている。10μmレベルの微粒子のろ過を基本に開発・製造をするのが同社の工業用ろ過フィルター。現在は3μmの微粒子まで除去できるフィルターの開発に取り組むなど、さらなる技術革新を進めている。
また、それぞれの顧客向けにカスタマイズした、導入前サンプルをテスト使用してもらったうえで納品している。その後の受注率は90%以上を誇り、同社の高い商品開発力と妥協のない品質、そして、これらによる顧客満足度の高さを示している。