地域密着のシール・ラベル・ステッカー印刷会社
更新日: 2026年3月13日
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西田印刷所は、半世紀以上にわたり東大阪市を拠点に活動する法人向けラベル・シール印刷会社。デジタル印刷による小ロット・短納期で定評がある。また、可変情報(バリアブルデータ)として、ナンバリング(連番)やバーコード、ランダム数字(乱数)などを、1枚ごとに内容を変えて印刷するバリアブル印刷(可変印刷)にも対応し、個別のシリアル番号や商品・顧客ごとに異なる情報の印刷も行うことができる。
現物や手書きのデザイン案からの印刷データの作成や、デジタル印刷と抜き加工によるラベル・シール印刷の翌日納品にも対応することができ、その対応の幅広さから顧客から重宝されている。
様々なラベル・シール印刷および加工に対応できるのが強み。300mm幅まで対応可能な設備とデジタル印刷機により、シートカット仕上げやロール仕上げ、ミシン付き折り仕上げなどに対応する。また、特色インクであっても、インク調合システムにより再注文時も安定した色合いを作ることができる。
これらの設備を使いこなす高度な作業者の存在が、同社の強みを支えている。代表オペレータは、2018年に全日本シール印刷協同組合連合会が主催する「ラベルコンテスト」で「技術・特許委員会賞」を受賞。同社保有の4色印刷機を用いた、グラデーションを伴う複雑な色彩表現と、フィルム貼付技術による糊ごろし加工と抜き加工などが評価された。印刷技術や加工技術、品質管理などが総合的に審査される同コンテストでの受賞は、同社の印刷技術を広く知らしめた。また、25年の経験を持つデザイナーが同社の提案力を支えており、印刷やパッド印刷などの特殊印刷にも幅広く対応する。
凸版印刷技術を用いた特色印刷で高く評価されている。凸版印刷は、印鑑のように版の凸部分にインクを塗り、紙に直接圧力をかけて転写する印刷技術で、文字の輪郭が鮮明で力強い仕上がりになる。こうした特徴からシール・ラベル印刷では凸版印刷が主流となっている。通常、色と色との重なり部分を0.15㎜確保するのに対し、同社では0.1㎜まで縮小することで文字や絵柄の輪郭をより鮮明にし、細かいデザインを美しく再現することができる。μm単位での印刷版の製作技術と印刷機の精密な調整、素材の品質管理が可能にしており、同社の技術力が光る。
創業当初は、協力会社としてシール印刷を手がけてきたが、創業10年頃には代理店や製造会社などと直接取引できる関係性を築き上げた。技術力の向上と信頼関係の構築に努めてきた成果であり、2代目社長となる西田清英氏の入社を機に設置したデザイン部門が貢献した。デザインの内製化により迅速なデータの修正や訂正シールなどの緊急対応、オリジナルデザインの企画・制作が可能となった。デザインから印刷まで対応する一貫生産により短納期とコスト削減につながり、多くの顧客から選ばれる印刷会社となっている。