顧客のオモイをカタチにかえる現場力に自信
更新日: 2026年3月13日
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川田紙工は、創業以来70年以上にわたりパッケージを中心に紙製品の企画・製造・加工を一貫して手がける。現場作業者の手作業での「面切り」や独自の補助部品を用いた「斜め折り」など、現場力と創意工夫により他社では困難な複雑形状や特殊仕様のパッケージを製作する。また、最大A倍サイズ(900×1,200㎜)の大判抜き加工や多品種・小ロット・短納期にも柔軟に対応する。
パッケージは本来、商品の保護を目的とするが、一方で商品と消費者をつなぐ役割も担う。同社では顧客の商品に対する“オモイ”を、デザイン性や機能性といった“カタチ”に変え、添えることを大切にしており、商品に付加価値を持たせるパッケージ作りで顧客から信頼されている。
より良いものづくりを追求する人の力と現場力、そして、これらによる高難度なパッケージ製作に応えられる自信と誇りを大切にする。創業70年以上にわたって培ってきた経験と独自の加工ノウハウで数々の挑戦を続けてきた。
パッケージの加工工程は、抜き・バラシ・貼りの3工程からなるが、それぞれで現場の技術力が光る。抜き加工では、手作業で罫線の太さや深さを微細に調整する「面切り」を行う。これにより精度と仕上がりの品質を両立し、かつ多品種・小ロット・短納期への対応を可能にする。また、A倍サイズの大型まで対応可能なトムソン機により、他社では対応が困難なポスターサイズなどにも対応する。
貼り加工では、通常の糊付け機では難しい「斜めに折る」加工を、専用の補助部品を設計・製作することで実現。このような既製設備の工夫で複雑形状にも対応し、高難度な案件にも対応することができる。
加えて、これら現場力を背景とした提案力にも自信がある。製品の企画段階から顧客の“オモイ”を丁寧に聞き、顧客とともに形状や仕様を検討し、コストや使いやすさ考慮した最適な提案を行う。
このように、現場の技術力と提案力が両輪となり、顧客に寄り添うものづくりを提供できるのが、同社の魅力である。
抜き加工では、現場技術者が手作業で「面切り」を行う。通常は、CADデータをもとにした「面板」を用いて調整などを行うが、確かな技術を持つ現場作業者が手作業で製品ごとに罫線の太さや深さを微細に調整するため、精度と仕上がりを両立しつつ多品種・小ロット・短納期への対応を可能にしている。また、貼り加工では、専用の補助部品を用いることで「斜めに折る」という加工を可能にしている。このような現場技術者の工夫が強い現場力となり、他社では対応不可な案件でも、顧客の希望通りの加工・納品を可能にしている。
同社では“365日笑顔!”の実現に向け、“常に感じ、常に考える!”という「考働指針」がある。単に作業をこなすのではなく、日々の仕事の中で気づき、考え、成長していく姿勢を大切にするという意が込められており、社員の基本的姿勢となっている。また、全社員が所属する3つの委員会活動があり“共に働きがいを実現する職場づくり”や、“社員の成長につながる取組”などを推進。この委員会活動は、会社の横串機能として、同社のなりたい姿に向け通常業務以外の変革を推進している。
さらに、女性が活躍できる環境も整え、「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」「男女いきいき・元気宣言企業」として活動している。