パイプでものを作る“大阪の金物屋”
ノジマは、強度と美しさを兼ね備えた金属製品を、小ロット生産から特注品まで幅広く手がける。耐久性と意匠性を備えた製品づくりで定評がある。“大阪の金物屋”、“パイプで物を作る会社”をモットーに、鉄・ステンレスを用いたオフィス家具や店舗用什器、各種金物部品など、多彩な金属製品の製作で実績を積み重ねてきた。熟練作業者の職人技ときめ細やかな対応力で、オーダーメイドからOEM製品まで手がける。
金属加工における、高い技術力とオーダーメイドへの柔軟な対応力が強み。設計から加工、溶接、組立、塗装、検品までを自社で行う一貫生産体制と、特殊加工にも対応する協力会社の存在が、高強度かつ意匠性を備える製品の短期間での提供を可能にしている。
強度の秘訣は、独自の溶接・組立の技術にある。アルゴン溶接やCO2半自動溶接など、多様な溶接技術を駆使して高強度の製品を生み出している。また、協力工場との連携により板金加工や塗装・めっき処理による仕上げ加工まで一貫して請け負うことで意匠性の向上につなげている。
また、熟練作業者の職人技により、耐久性とデザイン性を併せ持つ完全オーダーメイドのアイアン家具や店舗什器の製造にも対応する。図面やデザイン画からの製造はもちろん顧客の抽象的な相談も具現化する。このように個人から法人まで多様なニーズに応える姿勢が、同社が支持される理由となっている。
顧客の「こんなものつくれる?」という声や想いをくみ取り、機能性だけでなくイメージまでをカタチにするものづくりを大切にする。図面やデザイン画から具現化する設計・企画力により、そこに込められた顧客の想いを製品へと昇華する。
住宅やオフィスなどの空間価値を高め、生活を豊かにすることをめざしており、それゆえ量産から小ロット、特注品まで製造数に関わらず、細部にまでこだわった製品を世に送り出している。
自社の製造品質に自信を持ち、技術力と対応力の発信を積極的に行っている。2020年にはISO 9001を認証取得し、世界標準の品質を提示した。また。MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)常設展示場や産業交流展、大阪勧業展などに出展し、展示を通じて技術力のPRにも力を入れる。
展示会を通じて新たな挑戦も始まった。展示物を見た来場客の声をもとに、自社製品の総アイアン製小型棚「TanaTana(タナタナ)」を開発。2024年2月からオンライン販売を開始した。今後も、顧客の声を反映した製品の開発が期待される。